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人気YouTuber「魚屋の森さん」が提案!
愛知の発酵食で無限に広がる、魚のおいしい楽しみ方愛知県名古屋市の魚屋「寿商店」の仕入れや販売を担当し、YouTubeで魚の魅力を発信している森 朝奈さん。自宅では魚や調理に合わせて20本ものしょうゆを使い分け、マグロに合うしょうゆの開発を手掛けるなど、発酵についても研究熱心です。
「魚と発酵食は、切っても切れない関係」と語る森さんに、魚と発酵調味料の相性や、おいしさの理由を教えてもらいました。さらに、愛知のプライドフィッシュ※「うなぎ」をプロの味に近づける、蒲焼きタレのレシピも特別公開! 家庭ですぐに真似できるポイントも満載です。
※「プライドフィッシュ」とは、全国漁業協同組合連合会(全漁連)が推進するプロジェクトで、各都道府県の漁師が「本当においしい」と自信を持って選んだ魚介類のことです。旬を明確にし、地元で水揚げされたものを対象に、天然・養殖を問わず選定されています。… -
うまみ県あいち 蔵元探訪 〜受け継がれる発酵の心と、未来を育む挑戦〜
日本の豊かな緑に抱かれた愛知県豊田市足助地区。この山里で暮らすようになってからというもの、私は日本の発酵食が持つ奥深い魅力にすっかり夢中になっています。今では味噌や納豆を自ら仕込み、日々、発酵の奥深さに魅了されるばかりです。
日本の中でも、特に発酵食文化が色濃く根付いている愛知県。今回はその源流を辿るべく、岡崎市と豊田市に点在する由緒ある蔵元を訪ねてみました。… -
石積み六尺桶で2年以上熟成。岡崎城下から味噌文化を広めた「カクキュー八丁味噌(八丁味噌の郷)」へ
徳川家康公の生誕地・岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にある、岡崎市八丁町。江戸時代初期からこの地で 伝統的な 味噌造りを営む2軒の老舗「カクキュー」と「まるや」が軒を連ね、その味噌は産地名から「八丁味噌」と呼ばれるようになりました 。八丁味噌は、あいち特有の豆味噌の一種。あいちの食文化を支える濃厚な味噌はどのように誕生し、広まっていったのでしょうか。その原点を知るため「カクキュー」を訪ねました。…
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あいちの特産品「たまり」・「白しょうゆ」の蔵元を訪ねて
5種類あるしょうゆのうち、あいちの特産品が「たまりしょうゆ」と「白しょうゆ」。
「たまりしょうゆ」は、豆味噌を作る過程でにじみ出る(溜まる)液体を集めたのが始まりとされています。刺身や寿司に添えられ、こっくりとしたとろみと、濃厚なうまみが特徴です。
対照的に「白しょうゆ」は、色が淡く、素材を引き立てるのに向きます。江戸時代後期に現在の碧南市で発祥したとされ、今も三河地方で造られています。
今回は、それぞれの蔵元を訪ねました。… -
見て“みりん”、食べて“みりん”♪ 三河みりんの聖地「九重味淋」で、江戸時代にプチトリップ
あいちのみりんの歴史を紐解くスポットとして向かったのは、三河地方の碧南市にある「九重味淋」。江戸時代から続く三河みりん発祥の醸造元で、いわば、三河みりんの聖地です。みりん蔵のガイドツアーや、みりんグルメのレストラン&カフェ、ショップまで、内容も盛りだくさん。見て、食べて、三河みりんのさまざまな魅力を体験できます。…
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半田運河沿いに建つ酢の博物館「ミツカンミュージアム」で、職人の酢造りをバーチャル体験!
あいちの誇る食酢のトップメーカー「ミツカン」。その創業の地である半田市に建つのが、酢の体験型博物館「ミツカンミュージアム」です。2024年には、最新のデジタルコンテンツを取り入れ、ますます楽しく遊べる施設にリニューアルしました。館内は5つの展示ゾーンがあり、見学には事前予約が必要。初めて訪れる人には、すべてのゾーンに入れるガイド付きの「全館コース」がおすすめです。…
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酒どころ・知多の歴史を宿す酒蔵へ。常滑焼とのペアリングで、日本酒の楽しみが広がる
知多半島・常滑市の伊勢湾沿いに蔵を構え、「白老」の屋号で知られる澤田酒造。幕末の1848年に創業し、明治時代には現在の酒造りの主流となる画期的な製法「速醸酛」を開発しました。この土地の気候と水を生かし、昔ながらの木の道具を使った丁寧な酒造りが評価され、第一回愛知県酒造品評会では第一位を獲得。古式伝承製法を守りつつ、常滑焼酒器とのペアリング提案など、新たな日本酒の楽しみ方を発信しています。…
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熟成した琥珀色と、ぐるぐる巻きの見た目もユニーク! 守口大根の産地で漬物職人の技を学ぼう
あいち伝統の「守口漬」は、世界一長い大根を何重にも巻き、酒粕とみりん粕で漬け込むユニークな漬物。守口大根の産地である木曽川畔の扶桑町で、唯一の工房を構えるのが「扶桑守口食品」です。工房見学や、守口漬の漬け込み体験、シーズン限定の守口大根収穫体験に加え、工房には直売店も併設。体験して、味わって、伝統の技に気軽に触れることができます。…



