MENU

  1. 発酵食コラム
  2. 愛知「発酵食文化」振興協議会セミナー ― 発酵食文化を活用したインバウンド戦略― を開催しました

愛知「発酵食文化」振興協議会セミナー
― 発酵食文化を活用したインバウンド戦略― を開催しました

味噌しょうゆみりん酢日本酒漬物その他

「発酵を“観光資源”として誇れる県 あいち」を目指し、2025年11月17日に「ウインクあいち(愛知県産業労働センター)」で開催したインバウンド戦略セミナー。インバウンドの先進モデルとして注目を集める蔵元の講演や、愛知県の発酵食関係者によるパネルディスカッションを実施しました。

セミナーには定員を超える申込みが寄せられ、当日は会場に約70名、オンライン視聴に約70名が参加。愛知「発酵食文化」振興協議会構成員をはじめ、醸造メーカー、飲食店、観光の関係者などが、インバウンド戦略の考え方や参考事例について学びました。

大村知事 主催者挨拶

~多言語情報発信や「あいち発酵食の館」登録制度など、愛知県の取り組み紹介~

プログラムの冒頭では、愛知「発酵食文化」振興協議会会長である大村秀章愛知県知事が、主催者挨拶を行いました。挨拶の中では、最新の取組として、協議会公式WEBサイト「あいち発酵食めぐり」の多言語表記や、県内で愛知の発酵食を生かしたメニューを提供しているなど、所定の要件を満たしている飲食店を対象とした「あいち発酵食の館」登録制度を紹介。名古屋市で2026年に開催される「アジア・アジアパラ競技大会」に向け、PRを一層強化していきたいと語りました。

基調講演「レガシーツーリズムによる地域再生と訪日客への波及効果」

~高付加価値の体験プランでハイエンド訪日客を誘客! 秋田県蔵元の先進事例~

基調講演では、発酵食を活用したインバウンド誘客の先進事例として、「ヤマモ味噌醤油醸造元」代表の髙橋泰氏を招き、お話を伺いました。髙橋氏は、蔵に棲みつく独自の酵母に着目・研究し、学会に発表。ファクトリー見学ツアー+ランチで11,000円、ディナー1組限定33,000円など、発酵食とガストロノミーを融合した体験プランを商品化し、人口わずか3万人の町にある蔵へ、欧米の訪日ハイエンドユーザーを集客する先進事例が紹介されました。

ヤマモ味噌醤油醸造元
髙茂(たかも)合名会社 代表社員
髙橋 泰(たかはし やすし)氏

秋田県湯沢市で1867年創業したヤマモ味噌醤油醸造元の七代目。独自酵母Viamver®を活用し、発酵食+ガストロノミーのインバウンド体験を提供。伝統産業の再生と地域の未来を切り拓く、国内でも先駆的なモデルを展開している。ファクトリーツアー&レストランに加え、“ブリュワリーステイ”をテーマにした宿泊施設も準備中。

パネルディスカッション「愛知の発酵食文化を活用した“飲食体験”の創出」

~醸造メーカー、飲食事業者、観光事業者。様々な視点から、今後の課題や方向性を議論~

続くパネルディスカッションでは、基調講演を行った髙橋氏に加え、愛知の発酵食に携わる「発酵ツーリズム東海」実行委員会事務局長の榊原 宏氏、「関谷醸造株式会社」代表取締役の関谷 健氏、「株式会社寿商店」常務取締役の森 朝奈氏がパネリストとして登壇。
今回のディスカッションテーマ「愛知の発酵食文化を活用した“飲食体験”の創出」について、それぞれの立場から意見を交わしました。

髙橋氏が「観光の目的地として選んでもらうにはエンタメ化が必要」との見解を述べると、関谷氏がキッザニアの大人版をイメージして立ち上げた酒造りのオーダーメイド工房や、森氏が海外客にも好評というマグロ解体ショーのエピソードを披露。また、榊原氏からは、蔵の価値をいかに意味づけし、ストーリー化するといった、具体的なノウハウにまつわるトピックも提示されました。

ディスカッション後半では、参加者からの質問に登壇者が答えるコーナーや、「あいち発酵食の館」登録制度についての意見交換も。参加者それぞれが、インバウンド戦略に向けた課題や方向性を見直す機会となりました。

★ご参加出来なかった皆様へ★

セミナーアーカイブ(2025年12月26日(金)まで限定公開)

以下のリンクボタンよりご視聴ください。

セミナーアーカイブ※視聴期限【12月26日(金)】

 

今回のセミナーが、愛知の素敵な発酵食文化を、海外からのお客様に知ってもらうための新しい一歩となれば大変嬉しく思います。これからも、本協議会の活動に温かいご理解とご協力をいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

PAGETOP